近年はDIY向けのガラスコーティング剤が数多く販売されており、専門店へ依頼せず自分で気軽に施工できるようになりました。DIY商品は初めての人でも扱いやすく、施工時に失敗しにくいよう工夫されたものも多くあります。そのため、自分で施工してみたいと考える人も増えていますが、「何を用意すればいいのか」「下地処理はどこまで必要なのか」「どのような手順で塗ればいいのか」など、具体的な施工方法が分からず不安に感じる人もいるでしょう。
この記事では、コーティング専門店のプロが、ガラスコーティングをDIY施工する流れや各工程の詳しい作業内容、失敗を防ぐポイント、おすすめのDIY用ガラスコーティング剤まで詳しく解説します。
車のガラスコーティングは自分でもDIY施工できる

カーコーティングといえば専門店での施工が一般的でしたが、近年ではDIY向けのガラスコーティング剤も数多く販売されています。DIY用の商品は、専門的な設備や知識がない人でも扱いやすいよう、施工方法や液剤が工夫されているため、初めて施工する方でも扱いやすいのが特徴です。
専門店の施工と比べると、仕上がりの美しさや被膜の耐久性などには差があります。その反面、DIYなら施工費用を抑えやすく、自分の好きなタイミングで気軽に施工できることが魅力です。コーティング剤と洗車用品など最低限の道具をそろえれば施工できるため、愛車を長くきれいに保ちたい方は、DIY施工から始めてみましょう。
ガラスコーティングのDIY施工で失敗しないためのポイント

ガラスコーティングをDIY施工する際は、作業を始める前に最低限の施工環境を整えておく必要があります。施工中の気温や風、施工後の天候などによって、ムラや硬化不良が起こることもあるためです。まずは以下のポイントを確認し、落ち着いて作業できる環境を確保してから施工しましょう。
直射日光や高温を避けて施工できる環境を選ぶ
ガラスコーティングは、液剤をボディ表面へ均一に塗り広げ、乾燥・硬化させることで被膜を形成します。直射日光が当たる場所やボディが高温になった状態では液剤の乾燥が早まり、十分に塗り広げる前に乾いたり、余分な液剤を拭き取りにくくなったりします。これが施工ムラや拭き残しにつながる原因の一つです。
さらに、下地処理の洗車中に水滴が乾くと、ミネラル成分が塗装面に残り、水ジミができる可能性もあります。施工場所はガレージやカーポートなど、直射日光を避けられる屋根下が理想です。屋根下を確保できない場合は、ボディが熱くなりにくい早朝や夕方などを選びましょう。
風や砂ぼこりが少ない日に施工する
屋外でDIY施工する場合は、風の強さや周囲の砂ぼこりにも注意が必要です。せっかく洗車や下地処理をしても、風が強いと施工前のボディへ砂やホコリが再付着し、その上からコーティング剤を塗ることになります。砂などの異物が付着したままスポンジやクロスを動かすと、塗装面に細かな傷を付ける原因にもなります。さらに、施工直後の被膜へホコリが付着すれば、そのまま仕上がりに残りかねません。
風が強い日や黄砂が多い日は避け、できれば側面もあるガレージなど、外から異物が入りにくい場所で施工しましょう。施工途中に砂やホコリを見つけた場合は、そのまま塗り込まず除去してから作業を再開します。
施工後に雨や結露で濡れない環境を確保する
ガラスコーティングは、塗布して拭き上げればすぐに被膜が定着するわけではありません。施工後は時間をかけて乾燥・硬化が進むため、初期段階で雨や結露などの水分に触れない環境を確保しておくことが重要です。硬化途中の被膜が濡れると、硬化不良によって耐久性や撥水性能が低下したり、水ジミが残ったりする原因になります。施工後もガレージやカーポートなどへ保管し、製品ごとに指定された乾燥時間までは水分との接触を避けましょう。
下地処理から乾燥まで十分な作業時間を確保する
DIY施工では、コーティング剤を塗る時間だけでなく、洗車や下地処理、乾燥まで含めて予定を組む必要があります。経年車では細部洗浄や鉄粉除去、水ジミ除去、必要に応じた研磨なども行うため、ボディの状態によっては下地処理だけでも数時間かかります。時間が足りず途中で作業を終えると、その間にホコリや汚れが再付着し、翌日に洗浄からやり直すことにもなりかねません。
そのため、経年車を本格的に下地処理する場合は朝から作業を始め、施工後の乾燥時間まで確保できる日に行うのがおすすめです。作業を急いで工程を省くのではなく、時間に余裕を持って一工程ずつ仕上げることがDIY施工の失敗を防ぐポイントです。
関連記事:ガラスコーティングでやりがちな失敗例と注意点を徹底解説
ガラスコーティングのDIY施工に必要なもの

ガラスコーティングのDIY施工では、下地処理に使うアイテムと、その後の塗布・拭き上げに使うアイテムを用意します。必要なものは車の状態や使用する商品によって変わりますが、基本的には以下を準備しておけば一連の作業を進められます。
| アイテム | 主な用途 |
| 洗車セット(カーシャンプー・洗車用スポンジ・バケツなど) | 砂やホコリ、泥などボディ表面の汚れを洗い流す |
| マイクロファイバークロス | 洗車後の水分やクリーナーなどを拭き取る |
| 下地処理用クリーナー(鉄粉除去剤・イオンデポジット除去剤など) | 通常の洗車では落としにくい鉄粉や水垢、水ジミなどを除去する |
| ガラスコーティング施工セット (コーティング剤・塗布用スポンジ・拭き上げ用クロス) |
コーティング剤をボディへ均一に塗布し、余分な液剤を拭き取って仕上げる |
下地処理用クリーナーは、すべての種類をそろえる必要はありません。鉄粉が多い車には鉄粉除去剤、水ジミが目立つ場合はイオンデポジット除去剤というように、ボディの状態に合わせて選びます。
クロスは家庭用のタオルではなく、車の塗装面に使用できる柔らかいマイクロファイバークロスを選びましょう。洗車後の吸水用とクリーナー用で分けて数枚用意しておくと、汚れや薬剤が別の工程へ移りにくくなります。そのほか、細部を洗浄するディテーリングブラシや、ミラー・エンブレムなどに残った水分を飛ばすブロワーもあると便利です。
新車と経年車ではガラスコーティング前の下地処理が異なる

ガラスコーティングを施工する前には、塗装面の汚れや異物を取り除く「下地処理」が必要です。下地処理とは、洗車や鉄粉除去、水垢・油汚れの除去、必要に応じた研磨などを行い、コーティング剤が密着しやすい状態へ整える作業を指します。仕上がりや被膜の定着に関わる重要な工程です。
新車は塗装面の劣化や固着汚れが少ないため、基本的には洗車を中心に、付着物があれば必要な範囲だけ除去します。これに対し経年車は、鉄粉や水垢、イオンデポジット、小傷などが蓄積していることが多く、状態に応じて複数の下地処理が必要です。汚れや傷を残したまま施工すると、その状態を覆うように被膜が形成されるため、施工前にどこまで整えるかが仕上がりを左右します。
ガラスコーティングをDIY施工する前の下地処理
下地処理は、コーティング剤を塗る前に汚れや異物を取り除き、塗装面を整える大切な工程です。経年車では洗車だけでなく、鉄粉や水垢、水ジミ、小傷などを状態に応じて除去します。新車は塗装面の状態が良ければ不要な工程も多いため、すべてを同じように行う必要はありません。ここでは、新車と経年車の違いも踏まえながら、具体的な作業方法を順番に解説します
洗車で砂やホコリなどの汚れを落とす

まずは水でボディ全体を流し、表面に乗っている砂やホコリを十分に落とします。その後、カーシャンプーをしっかり泡立て、スポンジを強く押し付けずに上から下へ洗っていきましょう。砂が残った状態で擦ると洗車傷の原因になるため、最初の予洗いを省かないことがポイントです。洗浄後はシャンプー成分が残らないよう十分にすすぎます。新車でも輸送や保管中に砂ぼこりなどが付着しているため、この洗車工程は必要です。
細部に残った黒ずみや汚れを除去する

経年車では、エンブレム周辺やドアモール、パネルの継ぎ目などに黒ずみが溜まっていることがあります。通常のスポンジでは届きにくいため、細部用クリーナーを筆や柔らかいブラシに付け、汚れを浮かせながら少しずつ落としていきます。固着したシミなどは強く擦るのではなく、液剤を汚れになじませて分解しながら除去するのがポイントです。作業後は液剤が残らないよう水で流します。新車で黒ずみや固着汚れが見当たらない場合、この工程は基本的に必要ありません。
鉄粉除去剤などでボディ表面の鉄粉を落とす

ボディを洗ったあと、表面を手で軽く触り、ザラつきがある場合は鉄粉が付着している可能性があります。鉄粉除去剤をボディへ吹きかけて反応させ、製品指定の時間を置いてから十分な水で洗い流しましょう。残っている鉄粉は専用粘土などで除去できますが、強く擦ると傷が入るため注意が必要です。
経年車は走行や保管中に鉄粉が蓄積しやすいため確認しておきたい工程です。新車でも付着している可能性はありますが、表面にザラつきがなければ無理に行う必要はありません。
イオンデポジットなどの固着した水ジミを除去する

洗車後も白い輪ジミが残る場合は、水道水や雨水に含まれるミネラル分などが固着したイオンデポジットの可能性があります。専用除去剤をマイクロファイバークロスに含ませ、シミがある部分へなじませてから水拭きし、成分を残さないよう仕上げます。
ただし、塗装面まで侵食したウォータースポットは液剤だけでは除去できず、研磨が必要です。新車は目立つ水ジミがなければ省略できますが、屋外保管されていた車両は納車直後でも状態を確認しましょう。
必要に応じて研磨して小傷やシミを整える

クリーナーを使っても残る洗車傷やくすみ、塗装面まで侵食した水ジミは、必要に応じて研磨して整えます。コンパウンドとポリッシャーを使い、塗装表面をわずかに磨くことで凹凸を整え、光沢を戻す工程です。ただし、研磨はクリア層を削る作業でもあり、磨きすぎると塗装を傷める可能性があります。浅い傷やシミを部分的に整える程度であればDIYでも対応できますが、ボディ全体を研磨したい場合は専門店へ依頼しましょう。
最後に脱脂してコーティング剤が密着しやすい状態にする

下地処理の最後は、塗装面に残った油分やクリーナー、コンパウンドなどを洗い流します。専用の脱脂剤を用意しなくても、油分を落としやすいアルカリ性のカーシャンプーでボディ全体を洗浄すれば対応できます。洗浄後は成分が残らないよう十分にすすぎ、水分をきれいに拭き取りましょう。アルカリ性シャンプーがない場合は、普段使っているカーシャンプーで丁寧に洗車する方法でも構いません。
ただし、古いワックスや油分が多く残っている場合は十分に除去できないことがあるため、その場合は専用クリーナーを使用します。新車でも油分が付着していることがあるため、施工前に一度洗浄してからコーティングするのがおすすめです。
ガラスコーティングを自分でDIY施工する手順
下地処理が終わり、ボディに水分が残っていないことを確認したらコーティング剤を施工します。基本的な流れは、塗布・拭き上げ・仕上がり確認・乾燥の順です。塗布量や拭き上げまでの時間は商品によって異なるため、必ず施工説明を確認してから作業を始めましょう。ここでは、DIY施工における基本的な作業方法を解説します。
コーティング剤を小さい範囲ごとに均一に塗布する

コーティング剤はボディ全体へ一気に塗らず、20~40cm四方を目安に小さい範囲へ分けて施工します。塗布用スポンジに適量を含ませ、縦方向に塗ったあと横方向にも動かし、塗り残しが出ないよう薄く均一に広げていきましょう。
液剤を使いすぎても被膜がその分厚くなるわけではなく、拭き取りにくくなりムラの原因になります。ボンネットやルーフなど広い部分も数区画に分け、塗布して拭き上げる作業を一区画ずつ繰り返すのがポイントです。
指定されたタイミングでクロスを使って拭き上げる

塗布後は、商品ごとに指定された時間を置いてから柔らかいマイクロファイバークロスで拭き上げます。時間を置きすぎると液剤が乾いて固まり、強く擦らなければ取れなくなるため注意が必要です。指定のないものは均等に塗り広げた後すぐに拭き取り始めて構いません。
最初のクロスで余分な液剤を取り除き、可能であれば別の乾いたクロスでもう一度仕上げると拭き残しを確認しやすくなります。粗いタオルは微細な傷につながるため、車の塗装面に使える柔らかいクロスを選びましょう。
ムラや拭き残しがないか角度を変えて確認する

拭き上げが終わったら、そのまま次の場所へ進まず、施工した範囲を一度確認します。正面から見ただけでは分からなくても、見る角度を変えると虹色のムラや筋状の拭き残し、液剤が濃く残った部分が見えることがあります。
屋内では照明をボディに映り込ませ、屋外では直射日光を避けた明るい場所で斜め方向から確認すると見つけやすくなります。特にパネルの端やプレスライン、ドアミラー周辺は液剤が残りやすいため注意しましょう。硬化が進む前に見つけ、その場で整えることが重要です。
施工後は製品ごとに指定された時間しっかり乾燥させる
すべての施工が終わったら、被膜が安定するまで車を濡らさずに乾燥させます。施工直後は表面が乾いて見えても被膜の硬化は続いており、この段階で雨や結露、洗車の水分が付くと、水ジミや硬化不良につながることがあります。
乾燥時間は商品によって異なるため、説明書に記載された時間を優先しましょう。施工後はできるだけ屋根のある場所で保管し、少なくとも初期乾燥中は雨や洗車を避けましょう。
関連記事:車のガラスコーティングを自分で簡単にやる方法をプロが暴露
ガラスコーティングのDIYでよくある失敗と予防法

DIYでガラスコーティングを施工した際に、「ムラができた」「白く曇った」「思ったほど水を弾かない」といった失敗は少なからずあります。ただし、その原因は塗布量や拭き上げ、下地処理、施工環境など共通しているものがほとんどです。ここでは、DIY施工で起こりやすい失敗とその原因、施工前にできる予防法を解説します。
塗りすぎや拭き遅れによって施工ムラができる
コーティング剤は量が多いほど効果が高まるわけではなく、塗装面へ均一に広げられる量で十分です。塗りすぎると余った液剤を拭き取りきれず、反対に少なすぎると途中でスポンジの滑りが悪くなり、均一に塗り広げにくくなります。
拭き上げでは同じクロス面を使い続けず、液剤を含んできたら面を変えましょう。拭き取りが重くなったクロスは新しいものへ交換し、最後の仕上げ拭きには別の乾いたクロスを使用します。そのため、施工時は拭き上げ用クロスを複数枚用意しておくのがおすすめです。
拭き残したコーティング剤が白く曇る
施工後に白っぽい曇りやギラつきが出る場合は、コーティング剤の拭き残しだけでなく、下地の状態も確認する必要があります。クリーナーの成分や油汚れが残っていると液剤が均一になじまず、部分的に仕上がりが変わることがあります。
特に注意したいのが、洗車後に隙間へ残った水分です。ドアミラーやエンブレム、パネルの継ぎ目から施工中に水が垂れると、コーティング剤と混ざってムラや密着不良につながります。施工前はボディだけでなく細部まで乾燥させ、塗布後は別の乾いたクロスで仕上げ拭きを行いましょう。
下地処理不足によって仕上がりや密着性が悪くなる
施工直後なのに艶が均一でなかったり水を弾かなかったりする場合は、油分や古いワックスなどが残り、その部分に被膜がうまく定着していない可能性があります。コーティング剤を塗る前には、砂や鉄粉だけでなく、水垢や油汚れ、古いコーティング成分まで確認することが大切です。汚れの上から施工すると、その汚れを被膜の下へ閉じ込めるだけでなく、密着性や耐久性にも影響します。
直射日光や高温のボディに施工して液剤が乾きすぎる
直射日光が当たったボディは表面温度が高くなり、塗布したコーティング剤の乾燥も早まります。塗り広げている途中で乾き始めると、液剤の厚みに差が生じたり、拭き上げる前に固まり始めたりして、ムラや拭き跡が残りやすくなります。
ボディを手で触って熱いと感じる状態では施工せず、ガレージやカーポートなど日差しを避けられる場所で作業しましょう。屋根のある場所を確保できない場合は、ボディ温度が上がりにくい早朝や夕方を選ぶ方法もあります。
施工直後に雨や結露で濡れて硬化不良を起こす
ガラスコーティングは拭き上げが終わった時点で施工完了に見えますが、その後も被膜の硬化が進みます。硬化途中に雨や夜露、結露などで濡れると、被膜の定着が不十分になり、耐久性や水弾きの低下、水ジミなどにつながることがあります。
施工日は作業中の天候だけでなく、その後の天気まで確認して決めましょう。施工後はできるだけ屋根のある場所へ保管し、その間は雨や洗車などによる水濡れに注意が必要です。
施工しやすさを重視する人向けのDIYガラスコーティング剤3選
初めてDIY施工する場合は、硬化型よりも、クロスへ吹きかけて塗り広げるリキッドタイプがおすすめです。塗布後すぐに拭き上げられる商品が多く、硬化時間や拭き取りのタイミングを細かく管理する必要がありません。ここでは、施工方法や扱いやすさにそれぞれ特徴があるSCHILD®の3商品を紹介します。
SCHILD® 滑水リキッド290ml

SCHILD® 滑水リキッド290mlは、施工後の乾燥時間を確保しにくい人におすすめの商品です。マイクロファイバークロスへ3プッシュほど吹きかけ、1パネルずつ均一に塗り広げたあと、乾いたクロスまたは濡らして硬く絞ったクロスで拭き上げます。濡れたクロスでも施工できるため、液剤が伸びやすく、ムラを抑えながら仕上げられる点が特徴です。
さらに、施工後すぐに滑水被膜を形成する設計で、施工直後に雨に濡れても問題ありません。湿気や結露を避けて長時間乾燥させる必要がなく、屋外でDIYする場合でも施工日を選びやすい商品です。持続期間は約3~6カ月が目安となります。
SCHILD®親水リキッド290ml

SCHILD®親水リキッド290mlは、ボディ以外もまとめて施工したい人に適しています。クロスへ3プッシュほど吹きかけて塗り広げ、1パネルごとに拭き上げるだけで施工でき、ヘッドライトや樹脂パーツ、ホイール、ガラスにも使用可能です。複数の素材ごとにコーティング剤を使い分ける手間を減らせるため、初めて車全体をDIY施工する場合に最適です。
濡らしたマイクロファイバークロスを使うと作業性を高められるほか、290mlで普通乗用車10台分以上に使用できる容量も特徴です。親水被膜の持続期間は約3~6カ月で、硬化型親水コーティング施工車のメンテナンスにも使えます。
SCHILD® 撥水リキッド290ml

SCHILD® 撥水リキッド290mlは、細かな洗車傷や塗装面のくすみが気になるものの、研磨までは行いたくない人におすすめです。シリコーンレジンを配合しており、施工によって光沢を高めるだけでなく、微細な傷を埋めて目立ちにくくする効果があります。さらに、表面に付着した軽度なイオンデポジットであれば、施工時に除去可能できる点も特徴です。
作業は、水を含ませて軽く絞ったマイクロファイバークロスへ3プッシュほど吹きかけ、1パネルずつ塗り広げて乾いたクロスで拭き上げるだけです。水を最も強く弾くタイプのため、洗車後の拭き取りを手軽にしたい人や、雨天時でも水弾きをしっかり感じたい人に向いています。
性能を重視する人向けのDIYガラスコーティング剤3選
DIY施工でも、撥水力や防汚性、耐久性などの性能にしっかりこだわりたい場合は、SCHILD®Premiumシリーズがおすすめです。簡易的なリキッドタイプから、本格的な硬化型・2層構造までラインナップされており、求める性能に合わせて選べます。ここでは、それぞれ異なる強みを持つ3商品を紹介します。
SCHILD®Premium 超撥水リキッド

SCHILD®Premium 超撥水リキッドは、手軽な施工方法を維持しながら、撥水性能を高めたい人におすすめです。通常のSCHILD®撥水リキッドよりコーティング成分を多く配合することで、撥水力と持続性を高めています。施工後の水滴接触角は100°以上で、水が細かな粒となって転がり落ちやすい超撥水被膜を形成。
雨水と一緒に汚れが流れ落ちやすくなり、洗車時も水圧で汚れを落としやすくなります。硬化型ではなく、クロスへ2~3プッシュして塗り広げ、すぐに拭き上げるだけで施工できるため、作業負担を抑えながら高い撥水性能を求める人に適した商品です。
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SCHILD®Premium 親水ガラスコーティング剤

SCHILD®Premium 親水ガラスコーティング剤は、雨ジミの付着を抑えながら塗装を長期間保護したい人におすすめの完全硬化型です。施工後は水がまとまって流れ落ちる親水被膜を形成し、水滴がボディに残り続けるのを抑えます。さらに、耐紫外線性と耐薬品性を高めた被膜により、紫外線や酸性雨による被膜の劣化を抑えられる点も特徴です。
柔軟性のある被膜は重ね塗りにも対応しており、施工を重ねることで膜厚感や硬度、耐擦り性能を高められます。青空駐車で水ジミが気になる車や、撥水力より防汚性と被膜保護を重視したい人に適しています。
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SCHILD®Premium ウルトラガード

SCHILD®Premium ウルトラガードは、DIYでも被膜そのものの保護性能を重視したい人向けの2層式硬化型コーティングです。ベースコートの上にトップコートを重ねることで2層の被膜を形成し、1液式とは異なる厚みのある保護層を作ります。特に耐薬品性能に力を入れており、酸性物質だけでなく、融雪剤などのアルカリ性物質や塩害からも塗装を保護。
花粉や黄砂、鳥の糞、排気ガスなどによる劣化対策にも適しています。さらに、2層構造によって深い光沢を出しながら超撥水被膜も形成するため、耐久性・防汚性・艶まで総合的に高いレベルを求める場合におすすめです。
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ガラスコーティングのDIY施工に関するよくある質問

ガラスコーティングのDIY施工方法や注意点について解説してきましたが、実際に商品を購入したり施工したりするうえで、費用や作業時間などが気になる方もいるでしょう。ここでは、DIY施工に関する5つのよくある質問に答えていきます。
DIYでガラスコーティングする費用はいくら?
ガラスコーティング剤だけでなく、洗車用品や下地処理用品まですべてそろえる場合は、6,500~36,500円程度が目安です。主な費用の内訳は以下の通りです。
| アイテム | 費用の目安 |
| 洗車セット | 1,000~2,000円 |
| 各種除去剤 | 2,000~3,000円 |
| ガラスコーティング剤 | 2,000~30,000円 |
| 専用クロス(3~4枚) | 1,500円前後 |
ガラスコーティング剤は、手軽なリキッドタイプなら2,000~5,000円程度、本格的な硬化型では5,000~30,000円程度が目安です。クロスは洗車用とコーティング用を兼用せず、ボディサイズにもよりますが4~6枚ほど用意しておくと余裕を持って作業できます。
DIY施工にはどれくらい時間がかかる?
作業時間はボディサイズや下地の状態、使用する商品によって変わります。新車で簡単な洗車とリキッドタイプの施工を行う場合は、洗車に約30分、乾燥や拭き上げ、コーティング施工まで含めて1~1.5時間程度が目安です。
経年車では鉄粉や水垢、水ジミなどの除去が加わるため、下地処理に1~1.5時間、コーティングに40分前後かかり、全体で2~3時間程度を見ておきましょう。汚れが多い場合や研磨を行う場合はさらに長くなります。硬化型は施工後の乾燥時間も必要で、商品によっては初期乾燥に24時間程度必要です。
新車は納車後すぐにガラスコーティングしてもいい?
新車へガラスコーティングを施工するなら、納車後できるだけ早いタイミングがおすすめです。走行や屋外保管を続けるほど鉄粉や排気ガス、花粉、水ジミなどが付着し、その分だけ施工前の下地処理も増えていきます。数日遅れただけで仕上がりが大きく変わるわけではありませんが、DIYするなら目安として納車から1カ月以内には施工しておきたいところです。専門店でも新車向け料金を設定しているケースがあり、納車直後ほど下地処理を抑えやすく、費用面でもお得になる場合があります。
ガラスコーティングは二度塗りした方が効果が高くなる?
重ね塗りによって被膜の厚みや光沢、耐擦り性、持続性などを高められる商品はあります。ただし、ガラスコーティングなら何でも二度塗りした方がよいわけではなく、商品ごとの設計や施工方法を確認することが前提です。
重ね塗りを前提とした硬化型では、1層目を十分に乾燥させてから施工することで多層化できます。その反面、指定された乾燥時間を待たずに塗ったり、重ね塗りに対応していない商品を自己判断で施工したりすると、ムラや硬化不良の原因になりかねません。層数だけで性能が決まるわけでもないため、二度塗りの可否や間隔は必ず商品の施工説明に従いましょう。
施工後はいつから洗車できる?
施工後に洗車できる時期は商品によって大きく異なるため、指定された乾燥時間を守ることが基本です。簡易的なリキッドタイプには施工直後に雨へ濡れても問題ない商品がある一方、硬化型では施工後24時間ほど水分を避けるよう指定されているものもあります。
硬化型の場合、初期乾燥後であれば水洗いできても、完全硬化するまでは、カーシャンプーを使った洗車を控えるよう指定されている商品もあります。たとえば完全硬化まで7日間の商品では、施工後7日以内に雨へ濡れた場合は水洗いのみが指定されています。冬場は洗車だけでなく、深夜から早朝に発生する夜露や結露、霜にも注意しましょう。
関連記事:コーティング車の正しい洗車方法で5年経っても新車のような輝き
ガラスコーティングのDIY施工方法は動画でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
出典:YouTube
監修者
株式会社カービューティーアイアイシー
代表取締役社長 舊役 哲史
本サイトは、カーコーティング専門店「株式会社カービューティーアイアイシー」が運営し、長年現場で施工に携わってきた舊役哲史(きゅうやく てつし)が監修しています。2016年にガラスコーティング剤・洗車用品の専門通販サイトとしてスタートし、「自分で施工できる高品質なコーティング剤が欲しい」というお客様の声をもとに誕生しました。プロの施工現場で培った知識と経験を活かし、初心者でも扱いやすく、かつプロ品質の製品を提供しています。現在では多くのユーザーやコーティング業者にも支持され、高評価レビューを獲得しています。「本当に効果のある製品だけを届ける」ことを信念に、製品開発・選定・情報発信を行っています。
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